新宿二丁目で観光バーの営業をしていて、もし税務調査がやって来たらどうすればよいのでしょうか。確定申告についてよくわからない状態で営業を続けていると、どんなリスクがあるのかも知りたいところです。
ここでは、新宿二丁目の観光バーに税務調査が入った場合の注意点や、適正な確定申告をした方がよい理由などについて解説しています。新宿二丁目の観光バーに詳しい税理士を探す際のポイントについても紹介していますので、経営者の方は参考にしてください。



新宿二丁目の観光バーに税務調査がやって来た場合に注意するべきポイント

新宿二丁目で観光バーを営業していて税務調査がやって来た場合、以下の点に注意する必要があります。

何の予告もなく突然営業中に乗り込んで来る場合がある

観光バーやゲイバー、ビアンバーなどの飲食店は、申告内容に不正が見つかりやすい業種として、税務署も目を光らせています。
観光バーでは現金取引や短期で働くスタッフなど人の入れ替わりが激しく、売上をごまかしやすいとされているため、証拠を隠させない目的で調査官が突然調査に乗り込んで来るケースがあります。
営業中で接客している際に調査官がやって来ては、その日に営業を続けられない場合もあるでしょう。
反面調査などで顧客へ問い合わせがいく可能性などもあるため、営業に大きな支障が出る事もあるため注意が必要です。

証拠書類が揃っていないと、多額の追徴課税を受ける可能性が高い

税務調査では、過去3年から5年、場合によっては7年まで遡って申告漏れがないかをチェックされる事となります。
この間の証拠書類が揃っていない場合、およその売上額と固定費を調査官が推計して追徴額を計算されます。
リーズナブルな料金設定にしていても、観光バーやMIXバーというだけで高額な売上として推計されたり、源氏名で働くスタッフへの給与を架空計上と疑われたりするなどして、大幅な追加納税を迫られるケースも少なくないのです。

税務調査の前に客を装って来店しているケースも

税務署や国税局査察部などでは、調査対象となった納税者の銀行口座の履歴や公共料金の支払い状況、携帯電話の使用履歴など、さまざまな個人情報を確認する事が可能です。税務調査がやって来る前の段階でこうした調査を行い、いわゆる「裏が取れている」状態でやって来る場合が多いのです。
中には、客を装って来店し、接客を受けながら何人ほどの来客があるか、隠し金庫や逃走可能な裏口はないか、料金体系や接客の有無などを確認してから後日調査に来る事もあります。
こうした覆面調査は「内観調査」とも呼ばれており、この時の売上が帳簿上に正しく計上されているかも確認される事となります。もし計上されていなかったり、金額が異なったりした場合には、他の脱税行為や虚偽の申告がないかについても疑われる可能性が高くなってしまうでしょう。

観光バーの収入を正しく確定申告した方がよい理由は?

観光バーで得た収入について、正しく確定申告をした方がよい理由は以下の通りです。

いい加減な申告は税務調査の対象となりやすい

たとえ確定申告をしていたとしても、観光バーや新宿二丁目で経営しているバーは税務署の調査対象となりやすいものです。
税務署では過去の申告についてデータベースとして管理しており、売上や固定費が急に変動した場合に異常値としてピックアップされてきます。
実際にお店が繁盛して固定費が大きくなった可能性もあるものの、申告内容をいい加減にしていると、プライベートの支出を経費にしていないか、人件費を水増ししていないかといった疑いをかけられやすくなってしまうでしょう。

無申告はペナルティなどのリスクが大きい

申告自体をしていない無申告の状態は、税務調査で指摘されるとかなりのペナルティを受けるリスクがあります。
「確定申告をしていないのだから、税務署もデータとして確認が取れないだろう」と考えがちですが、税務署では無申告状態の経営者への税務調査はかなり強化しているのです。
無申告がバレる理由としては、同業他店や知人からのタレコミに加え、覆面調査や反面調査、取引先やキャストへの税務調査などから実態を掴まれるなどが挙げられます。
1つ1つを否定していたら膨大な時間がかかるほどの指摘を受けるケースも少なくないため、できるだけ早い段階で無申告は解消しておく事が大切です。

新宿二丁目や観光バーに詳しい税理士を選ぶ際のポイントは?

虚偽の申告や無申告状態などでなければ、税務調査自体は本来そこまで恐れるべきものではありません。新宿二丁目や観光バー、MIXバーなどに詳しい税理士のサポートを受ける事で、かなりのリスクを減らす事が可能です。
新宿二丁目や観光バーに詳しい税理士を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてみてください。

無料電話相談で直接話してから決めよう

観光バー事情にどの程度詳しいか、自分の悩みをどの程度理解してサポートしてくれるのかなど、直接話してみなければ判断するのは難しいでしょう。
水商売や新宿二丁目の事情に詳しい点がホームページなどでわかりやすく記載されている事はもちろんですが、無料相談などを利用して、実際に話してから依頼するかを検討するようにしましょう。

新宿二丁目の近くにオフィスを構える税理士を選ぼう

新宿二丁目で観光バーをしている場合、税理士のオフィスが近くにあると安心です。最近ではオンライン面談に対応しているところも増えていますが、新宿にオフィスを構える税理士なら、二丁目界隈からの相談や依頼も多く受けている可能性が高く、希望するサポートも得やすいでしょう。

税理士法人松本が観光バーの税務相談先に選ばれる理由

税理士法人松本は新宿を含む全国5ヶ所にオフィスを構える、税務調査に特化した税理士集団です。無申告や過去の申告漏れなどにも丁寧に対応していますので、初回電話無料相談を利用してご相談ください。

まとめ

新宿二丁目の観光バー経営で税務申告に関する相談をするなら、観光バーや水商売の税務相談を多く扱ってきた税理士へ依頼するのがおすすめです。税理士法人松本では初回電話無料相談のほか、対面での有料相談も受け付けていますので、ぜひ一度ご検討ください。